120年の歴史

1887年9月26日、ロンドンのジオロジカルミュージアムの大ホールに おいてインテルステノの第1回会議が開かれました。
サー・ジョン・ウ エストビーの発案で実現した会議は、近代速記300年を記念したもので、 400名の参加者が1週間にわたり議会、法廷における速記の議題につい て議論しました。その成果は教育に生かされ、女性社会に影響を与えま した。
会議の記録には、行われた講演や議論の発言が含まれましたが、 惜しいことに写真はありません。

その年、マルコニーによって無線通信が発明され、電話はまだ不思議なものでした、 自動車の設計者は最初の一歩を踏み、タイプライターはまだ 手づくりの段階で、それで書くことは怪しげで奇妙に見えました。
有能な速記者は議会の議論を確かな記録とし、新聞社が電信網を通 じてそれを受け取って、ニューズ配信の基本的な情報源となって、 市民へ新聞を通じて報道するようになりました。
この第１回会議において、開会の講演を通じて、会議は 1回限りの行事ではなく、長い伝統の出発点となりました。報告にはごちそう やワインを振る舞われたとは書かれていませんが、明確にその目標 に向かって一致し、その議決は今日まで続く伝統の始まりでした。